プレスリリース 2006年05月23日

報道関係各位

平成18年05月23日
ソーバル株式会社
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ソーバルが、可視光無線通信技術を利用した無線ICタグシステムを開発

電波影響を望まない医療の現場などでの活用に期待

ソーバル株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:推津順一)は、可視光無線通信技術を利用した無線ICタグシステム(以下、可視光タグシステム)を開発、今後、ソーバルが展開する「ソーバルRFIDプロフェッショナルサービス」を通じて、電波障害などによりタグシステムの導入が困難な現場へ、新たなRFIDソリューションを提案してまいります。

可視光を利用することで、電波の使用が制限される特殊環境でのタグシステムの導入が可能で、水中センサーや病院での機材管理をはじめ、多様な場面でICタグを活用することができます。また、光学デバイスの変更により光の届く距離や範囲を変更することができるため、セキュリティの確保や通信エリアを目視で確認できるといった利点があります。ソーバルの可視光タグシステムは、従来型の電波式タグとプロトコルレベルでの互換性があり、導入済みの電波式タグのインフラを活かした形で装置を置き換えることを可能とした国内初のシステムです。

光タグシステムの特徴

「可視光タグシステム」の特徴

  1. 可視光無線通信技術を利用した無線ICタグシステムです。
  2. 下り方向に可視光を用いることで、通信エリアを目視で確認することができます。
  3. RFIDの国際規格であるISO15693の上位プロトコル互換であり、既存のRFIDシステムとの置き換えが可能です。
  4. 電波法などの規制がなく、利用者も免許や申請など手続きを必要としません。
  5. 病院や水中といった電波の使用ができない環境での利用が可能です。
  6. 隣接設置する複数の電波式リーダ・ライタからの互いの電波干渉を回避できます。
  7. 盗聴やなりすましといった問題を簡便に回避することができます。
  8. 光学デバイスの変更により光の届く距離や範囲を変更することが可能です。
  9. お客様のご要望にあわせてのカスタマイズが可能です。

ソーバルRFIDプロフェッショナルサービス

「ユビキタス社会を支える無線通信」をキーワードに、RFIDシステムを初めとしたワイヤレスソリューション事業を展開しております。ここでは当社の持つ高い技術力をベースに、RFID技術をはじめとする無線通信技術に関する自社製品の開発やサービスの提供、可視光を利用した通信といった次世代技術の研究開発を行なっています。このほかにもデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、プリンタ、スキャナといったコンシューマ向けデジタル家電製品の組み込みソフトウェアおよび関連ソフトウェアの開発を行っております。

ソーバルでは、電子タグの更なる普及を通じて、総務省のu-Japan政策に象徴される、ユビキタスネット社会の実現に積極的に貢献していきたいと考えております。

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