四半期ハイライト(連結)(2025年2月期 第1四半期)


(単位:百万円)
決算年度
(2月期)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
当期純利益
2025年 (4Q予想)
(2Q予想)
1Q
2024年 4Q
1Q




2023年 4Q
2022年 4Q
2021年 4Q


当四半期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善する中で、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、日本銀行によるマイナス金利政策解除の影響や円安の継続、また世界的な金融引き締めや中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れによる影響も懸念され、依然として先行きは不透明な状況が続いております。

当社グループが属するIT業界におきましては、企業の堅調な業績を背景にソフトウエア投資が増加しており、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。また、当社グループの主要顧客である大手製造業各社では、競争優位に向けた研究開発投資を維持していることから、当社グループに対するニーズも堅調に推移しました。

このような経営環境の下、当社グループは中長期的な成長を見据えた優秀な人材の確保・技術力の強化に取り組み、積極的な採用活動の継続とともにプロジェクトマネージャーとDXが推進できる技術者の育成に努めております。

当第1四半期連結累計期間においては、売上高、利益とも概ね計画通りに推移しており、注力するWEB/アプリケーション及び業務系システム開発分野は大型プロジェクトが少なかったものの新規顧客の獲得に努め、売上高は前年同期比約2%増となりました。組込み分野は売上高が前年同期比約14%伸長し、前年度の品質対応から順調に回復しております。

今後も引き続き、営業力と利益体質の強化に努めてまいります。

その結果、当社グループの売上高は2,116百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益は158百万円(同7.9%増)、経常利益は158百万円(同7.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は106百万円(同11.2%増)となりました。

なお、当社の事業セグメントはエンジニアリング事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。

(2)財政状態に関する説明

(資産、負債及び純資産の状況)

当第1四半期連結会計期間末における資産合計額は5,435百万円となり、前連結会計年度末比337百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が242百万円増加したこと、投資その他の資産が201百万円増加したこと、受取手形、売掛金及び契約資産が94百万円減少したことによるものであります。

負債合計額は1,294百万円となり、前連結会計年度末比360百万円の増加となりました。これは主に、未払費用が478百万円増加したこと、未払法人税等が41百万円増加したこと、賞与引当金が182百万円減少したことによるものであります。

純資産合計額は4,140百万円となり、前連結会計年度末比23百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が106百万円増加したこと、剰余金の配当により129百万円減少したことによるものであります。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

通期の連結業績予想につきましては、2024年4月10日に公表いたしました連結業績予想から変更はありません。

業績予想を見直す必要が生じた場合には、速やかに開示する予定であります。



業績予想については、今期の見通しをご覧ください。

配当情報、配当金推移については、配当情報をご覧ください。



(2024年06月28日更新)

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