四半期ハイライト(連結)(2026年2月期 第1四半期)


(単位:百万円)
決算年度
(2月期)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
当期純利益
2026年 (4Q予想)
(2Q予想)
1Q
2025年 4Q
1Q




2024年 4Q
2023年 4Q
2022年 4Q


経営成績等の概況

(1)当四半期連結累計期間の経営成績の概況

当第1四半期連結累計期間(2025年3月1日~2025年5月31日)における我が国経済は、堅調な企業業績及び雇用・所得環境の改善が続く中で、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、物価上昇の継続や米国の通商政策、中東情勢、金融資本市場の変動などにより、これまで以上に先行きに不透明感が増してきており、今後の下振れリスクに備えて、引き続き顧客業況、投資動向に注視する必要があります。

当社グループが属するIT業界におきましては、企業の堅調な業績を背景にソフトウエア投資が継続しており、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。また、当社グループの主要顧客である大手製造業各社では、一部企業においては先行き不透明な世界的な景況感の中、投資判断に慎重な姿勢も見受けられますが、全般には競争優位に向けた研究開発投資を維持していることから、当社グループに対するニーズも堅調に推移しました。

このような経営環境の下、当社グループは中長期的な成長を見据えた優秀な人材の確保・技術力の強化に取り組み、積極的な採用活動の継続とともにプロジェクトマネージャーとDXが推進できる技術者の育成に努めております。また、高水準の稼働率維持と一括受託案件獲得の強化ならびに契約単価の改定等の施策にも取り組んでおります。

当第1四半期連結累計期間においては、売上高、利益とも概ね計画通りに推移しており、主力であるWEB/アプリケーションおよび業務系システム開発分野は、特に業務系システム開発分野において大型プロジェクトが少なかったものの新規顧客・案件の獲得に努め、売上高は前年同期比約3%増となりました。組込み分野は、物流システム関連を主とした受注増により売上高が前年同期比約7%伸長しました。

今後も引き続き、営業力と利益体質の強化に努めてまいります。

以上の結果、当社グループの売上高は2,197百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益は165百万円(同4.3%増)、経常利益は167百万円(同5.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は110百万円(同4.6%増)となりました。

なお、当社の事業セグメントはエンジニアリング事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。

(2)当四半期連結累計期間の財政状態の概況

資産、負債及び純資産の状況

当第1四半期連結会計期間末における資産合計額は5,784百万円となり、前連結会計年度末比103百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が136百万円増加したこと、受取手形、売掛金及び契約資産が21百万円減少したことによるものであります。

負債合計額は1,466百万円となり、前連結会計年度末比122百万円の増加となりました。これは主に、未払費用が544百万円増加したこと、未払法人税等が201百万円減少したこと、賞与引当金が213百万円減少したことによるものであります。

純資産合計額は4,318百万円となり、前連結会計年度末比18百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴い利益剰余金が110百万円増加したこと、剰余金の配当により129百万円減少したことによるものであります。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

通期の連結業績予想につきましては、2025年4月11日に公表いたしました連結業績予想から変更はありません。業績予想を見直す必要が生じた場合には、速やかに開示する予定であります。



業績予想については、今期の見通しをご覧ください。

配当情報、配当金推移については、配当情報をご覧ください。



(2025年07月11日更新)

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