四半期ハイライト(連結)(2025年2月期 第2四半期)


(単位:百万円)
決算年度
(2月期)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期・四半期純利益
2025年 (4Q予想)
2Q
1Q




2024年 4Q
2Q




2023年 4Q
2022年 4Q
2021年 4Q


当中間期決算に関する定性的情報

(1)経営成績に関する説明

当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境が改善する中で、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、欧米・中国経済の先行き不安、さらには物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動などにより、依然として先行きは下振れリスクを伴った不透明な状況が続いております。

当社グループが属するIT業界におきましては、企業の堅調な業績を背景にソフトウエア投資が継続しており、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。一方、当社グループの主要顧客である大手製造業各社では、一部企業においては先行き不透明な世界的な景況感の中、投資判断に慎重な姿勢も見受けられますが、全般には競争優位に向けた研究開発投資を維持していることから、当社グループに対するニーズも堅調に推移しました。

このような経営環境の下、当社グループは中長期的な成長を見据えた優秀な人材の確保・技術力の強化に取り組み、積極的な採用活動の継続とともにプロジェクトマネージャーとDXが推進できる技術者の育成に努めております。

当中間連結会計期間においては、売上高、利益とも概ね計画通りに推移しており、主力であるWEB/アプリケーション及び業務系システム開発分野は、期初に継続を見込んでいた業務委託案件の一部が終了し稼働が低下しましたが、新規案件の獲得並びに新規顧客の開拓を進めたことや内製化を促進したことによって挽回し、売上高は前年同期比約5%伸長しました。組込み分野は売上高が前年同期比約4%増となり、前年度の品質対応から回復傾向にあります。その他、開発支援分野においてマニュアル制作業務の需要が増加し、売上高が前年同期比約16%増となりました。

今後も引き続き、営業力と利益体質の強化に努めてまいります。

以上の結果、当社グループの売上高は4,235百万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は334百万円(同1.3%増)、経常利益は336百万円(同1.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は228百万円(同3.3%増)となりました。

なお、当社の事業セグメントはエンジニアリング事業の単一セグメントでありますので、セグメント別の記載は省略しております。

(2)財政状態に関する説明

(資産、負債及び純資産の状況)

当中間連結会計期間末における資産合計額は5,409百万円となり、前連結会計年度末比311百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が222百万円増加したこと、投資その他の資産が201百万円増加したこと、受取手形、売掛金及び契約資産が52百万円減少したことによるものであります。

負債合計額は1,146百万円となり、前連結会計年度末比213百万円の増加となりました。これは主に、未払法人税等が107百万円増加したこと、流動負債その他が92百万円増加したことによるものであります。

純資産合計額は4,263百万円となり、前連結会計年度末比98百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純利益の計上に伴い利益剰余金が228百万円増加したこと、剰余金の配当により129百万円減少したことによるものであります。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明

連結業績予想につきましては、2024年9月11日に公表いたしました「連結子会社における固定資産の譲渡及び特別利益の計上に関するお知らせ」 を踏まえ、2025年2月期の連結業績予想を修正いたしました。

詳細については、本日(2024年9月30日)公表いたしました「2025年2月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」 をご覧ください。



業績予想については、今期の見通しをご覧ください。

配当情報、配当金推移については、配当情報をご覧ください。



(2024年09月30日更新)

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